晴れました!・・・信濃の旅1日目は馬籠~昼神温泉
2021年6月23~25日
目的は、長野県阿智村にある満蒙開拓平和記念館に行って
満蒙青少年義勇隊を志願した父の足跡を辿ることでした。
父の物語「永遠のハルマヘラ~還ってきてくれてありがとう」の執筆が
現地調査が昨年からできなくて滞ったままでした。
やっと、何かが動き始める。
記念館からも資料が見付かっているというお知らせもあり
ドキドキと心躍らせながらの信濃行でした。
コロナ禍で我慢の毎日。
取材が目的であっても、ただ、家を出るだけでも心は浮き立ちました。
梅雨の最中のこと、予報は3日間とも雨の率は高くて
行った先には大好きな山を望むことも
見事な阿智村の星空も望めないことも覚悟の上でした。
が、晴女の面目躍如!3日とも雨どころか晴れ!
日ごろの行いも悪くない。有難し~でした。
さて、まずは新幹線と特急しなのを乗り継いで中津川に。
レンタカーを借りて、神坂インターまで、車を置いて歩く。
20から30分で馬籠宿の下入り口、車や坂から入ります。
藤村記念館、脇本陣資料を経て、上入り口までずっと登坂。
途中、おやきや五平餅をと言いたいところがお店は空いていません。
美味しい匂いに誘われることもない。
すれ違った人は、総勢い30人まで?
馬籠宿に訪れたのは4回目ぐらいかと思うのですが
あり得ない・・・。
訪れるたびに昔の風情が作りものっぽくなっていく
そんな名高い観光名所。
石畳も歩きやすくなって
昔日の風情も薄れてしまっていたけれど・・・
この日の馬籠は静かで穏やかで
人が立てる喧騒にかき消されていた
水の音がこれほど大きかったのかと・・・
静けさを際立たせていました。
いつ雨がザーッと来るかとひやひやしながらも
諦めていた恵那山の全容も拝めたことも嬉しい。
互いに山好きの弟とわちゃわちゃ言いながら歩く。
少し歩けたことで大いに満足!
お宿は昼神温泉でした。
中央アルプス、南アルプスの山から下りた山旅人を癒す。
そんな温泉です。
温泉に浸かっていると激しい雨・・・
横を流れる大きな谷川の瀬音と土砂降りの雨音に眠ったわけです。