城崎にて〜温泉と読書会と妹弟と
東京で暮らす
ウン年ぶりで帰阪した
がんサバイバーの妹とのウン十年ぶりのショートトリップ!
元々は一人ふらり旅
温泉で緩んで
面白い本屋さんで
しつもん読書会に参加して
香月にいなさんのフォローをしたい!
そのつもりが
妹も一緒に行くいうので伴いました。
福知山線を特急「こうのとり」で
丹波の山中を行く景色はそっちのけで
姉妹の会話の果てしないこと・・・
大阪を出た時は
まだ青空も見えたのですが
さすがに山陰と思わせる雲が垂れ込み
城崎の手前でいきなり雨が降り出しました。
何をくよくよ川端柳
水の流れを見て暮らす
竜馬か晋作作かはいいとして・・・。
私は、この七五七五が好きである。
城崎と言えばここ・・・
遅い昼食は
雨宿りを兼ねて
駅前通りの出石の皿そば
あっさりしていて美味でした。
そして立ち寄ったのが「城崎文芸館」
多くの文人墨客の足跡や
城崎に係わる作品など・・・
ほう、ほうと
この方もここに停まって骨を休めたのか
ここで筆をすすめたのかと・・・
何故かワクワクしてしまう。
文芸好きが城崎を楽しむため
知識をここで備えていくと
より興が増すというものです。
さて、雷鳴轟く中で露天や洞窟の中で温泉に浸かる。
どうせ濡れるんだから
愉快この上なし~。
外湯めぐりは中途半端で
まさに外湯ダッシュとなりましたが・・・。
土砂降りの雨が気にならないなんて
笑うしかありません。
お宿は
笑顔よき若きオーナー姉妹が
お父様が営んでおられた温泉旅館を
女性限定のゲストハウスとされて
とてもリーズナブルに提供してくださっています。
昭和の香りを楽しむ
逗留した文人が一夜を遊んだこともあるのでしょうか。
勝手にイメージが立ち上がるそんなお宿です。
夕方からは
香月にいなさんのしつもん読書会
温泉上がりでゆるゆると(私だけ?)
楽しませていただきました。
翌朝、雨の上がった温泉街をゆっくりと散策してモーニング!
古寺や川沿いの木屋町通りとか路地を選って歩き
小京都を味わいました。
古来、文豪が愛した地であることに納得しながらそこかしこ・・・。
帰りに弟のところに寄ってあれやこれや・・・
近所のお好み焼き屋さんでビールをいただいて・・・
次、三人揃うのは
来春の父の三十三回忌ですねぇ・・・。
それまで元気で!
日々を楽しもうよね~。