丹波にて元出雲から元伊勢へ
10/29、盟友まるちゃん企画のぽかぽかツアー
京都に4人集合してから亀岡へ
そこからはタクシーで出雲大神宮(いずもだいじんぐう)
数年前に正式参拝もしている。
丹波国一宮。旧称は「出雲神社」
別称として「元出雲」や「千年宮」
かの出雲大社の分離宮ではなく
『丹波国風土記』によれば、「奈良朝のはじめ元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す。すなわち今の出雲大社これなり。」ということ。
そのことより、前回、訪ねた磐座が気になる。
縁が繋がっていて、また、呼ばれたようです。
縁結びの神様には
「100人と書く一枚の自分史プロジェクト」にて
どうか100人とお繋ぎ下さいませ。
お見守りをお願いいたしました。
ということは
必ず、またここに来るのか?
もう来ないという確信がなかったのは
そういうことかと今さら気付く。
100人のプロジェクトが完了した時は
お礼のお参りに行くことになるからだ。
磐座は、台風などの影響で
そこに至る道中はしっかり姿を変えていましたが
懐かしいエネルギーはそのままでした。
臨済宗東福寺派 安国寺。
足利尊氏の産湯の井戸が境内前にあり
出生の地という事で尊氏が創建されました。
かつては多くの塔頭支院があったようです。
江戸中期に至るまでに寺領を押領されてしまったそうです。
仏殿は農家風で珍しい。
ちょうど茅葺を葺き替え中でなければ
静かで素朴な情緒のあるお寺だったのではないでしょうか。
ちなみにアニメ一休さんの舞台でもあるということで
ひょんなことで予定外で寄ることができました。
僥倖でしかありません。
10/30、二日目は元伊勢三社のうち豊受大神社(外宮)~皇大神社(内宮)
元出雲、元伊勢伝承の云々は別にして
ここに来たら、日本中のお宮さんにお参りできる。
地域の人々にとっては身近にあるお伊勢さんなんだなと・・・
広い境内に80からの小宮があって八方詣でをするそうです。
ゆかりのある神社があるかと一社ずつご挨拶しました。
和泉式部の古色蒼然とした歌塚がありました。
丹後守の夫。娘は小式部
「大江山いく野の道の遠ければ、まだふみも見ず天の橋立」
というあの有名な歌を詠みました。
丹波·但馬·丹後とはどういう地なのだろうと興が湧きました。
参道には現在、何もなくて昭和の看板がそのままで昔日の面影はありませんでした。
鳥居前には「お餅屋」とか「お蕎麦屋」が無いとつらいなぁ・・・。
全く、何もなくて、今後、恨めしい記憶に繋がりそうです。
1時間に1本しか電車が止まらない丹後鉄道は単線で
最寄りの駅は改札もなくて
細いホームを特急電車が猛スピードで通過していく駅です。
小春日和の田舎の駅でお腹を空かした女が4人・・・。
ここまでだと、反対に希少感が満載!
乗り鉄女の血が騒ぐものの、空腹には敵いませんでした。
ローカル線の旅には行動食を忘れてはいけないという
教訓でした。