日々を丁寧に暮らして

ゆーすげのセカンドライフ

わたしのぺんぺん草物語・・・「ソー・ロンリー」

お仕事がキャンセルになった。

この機会に息抜きをしておこうと
見逃したくない映画を観に出掛けてきました。

映画は
「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語

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ルイザ・メイ・オルコット著の少女のころの愛読書
これまでも若草物語の映画を観ましたが
一番よかった気がします。

少女時代にジョーになりたかった私。

今より、女性が夢を叶えることが不自由だった時代
強い意志と家族への愛を豊かに描かれていました。

少年少女世界文学全集
10歳前後、夢中で読んだたくさんの少女小説
その中の主人公で一番憧れていた。
そうなると思っていたのに・・・

いつの間にか
流されて生きていた。

私の親たちや、学校や、世の中は
夢を叶えることよりも身近な幸せを選ぶようにと
それが、私への愛から始まっているだけに
「ソー・ロンリー」が怖くて
抵抗ができなかった。

ジョーが小説家になる夢に挫折して
大切な家族も失ったとき
「ソー・ロンリー 」と口にする。

そのシーンに涙する。
感情移入はMAX!!!

私はただ流されてきたんじゃないと
次の朝のしつもんZEN瞑想中にやってきた!

私は、十分に抵抗しながら
あがきながら生きてきた。
ジョーみたいにね・・・
なりたかったジョーの生き方をしてきていました。
ジョーの生き方も自分の生き方も愛おしい。

こんな日のしつもんZEN瞑想は幸せな時間・・・。
修行は続くよどこまでも的な日もありますが・・・。

そして
振り返る時間に気が付いたのです。
私は、今やっていることを
10歳の時に決めていたのではないかと・・・

若草物語
四姉妹の次女が書いた自伝的な小説
原題は「リトル・ウィミン」
著者の父親が娘たちをそう呼んだ。
ただの幼い少女ではなく
一人の立派な女性であるという意味。

そう、家族の自分史の物語をジョーは書いたのです。

10歳の私が書こうと思ったのかどうかは覚えていません。
でも、ジョーの生き方に憧れて
そうなりたいと願った。

60年を経て
私がやっているのは
あの先の大戦で過酷な戦場から
生きて還ってくれた父の物語を書くこと。

ジョーの「ソー・ロンリー」な魂が
家族の物語を書きだしたことで輝き始める。

そういうことだったのか・・・。
強い憧れがここにあったのだと気付いたのです。

書くことで
父の魂が
南方の島に無念の死を遂げた群魂が
私の魂が輝き始める。

不思議ですね・・・。

若草物語4部作」をもう一度読み返してみようと思います。

そして、しっかりと書きますね。
「私のペンぺん草物語」(笑)

でも、本当に草を食み、根を食み、泥水を啜って生きて還ってくれたのです。
だから私はこうしてある。
子どもたち、孫が生まれたのです。
ぺんぺん草も一概には笑えないのですよね。

個性的で魅力的な俳優陣
美しい風景と音楽とその衣装
映画って本当にいいなと思います。

自分史活用アドバイザーとしても
お薦めの映画です。

そして、あなたにもある物語
ご一緒に書きませんか?
自分史活用アドバイザーとして
寄り添わせていただけたら幸せです。

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