日々を丁寧に暮らして

ゆーすげのセカンドライフ

2021年2月の読書

2021年2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2121ページ
ナイス数:84ナイス

https://bookmeter.com/users/688668/summary/monthly
■お勝手のあん (ハルキ文庫 し)
このところ、幕末に関する歴史本を立て続けに読んだ。歴史というはどちら側に立ってみるかでこんなに大きく違ってくるんだと思ったばかり。時代小説、このジャンルはホッとする。一個人の側にこれほど寄り添うかというぐらい。主人公には自分も、周りも幸せにする才が備わっているようですね。
読了日:02月28日 著者:柴田よしき
https://bookmeter.com/books/14933938

池上彰と考える、仏教って何ですか?
仏教とは心の働きに向かい続けること。救いとは心のトレーニングの一貫である。仏教から宗教を取り除くと心理学ですね。次は池上さんに量子論を分かりやすくお話して下さらないかな・・・と。本を読むと、また次の本が読みたくなりますね~。
読了日:02月26日 著者:池上彰
https://bookmeter.com/books/8885456

■新装版 夜明けの雷鳴 ―医師 高松凌雲 (文春文庫)
吉村昭、はじめて読んだ作家、高村凌雲、初めて知った人物。久しぶりに骨太な小説を読んだ。歴史小説はやはり面白い。フランスの病院オテル・デュウ(神の館)での学びが医師としての信念の礎となるくだり、旧幕軍の従軍医師として信念を貫くくだり、その後の人生の長きを医師として博愛を通すくだり、どれもが情に流されず、偏らず、淡々と史実を辿る。その中で読者は、それぞれの立場から読み取るそれぞれに。真実、事実、現実をどう描くのか。まさに歴史小説。吉村氏の視点が覗けた気がした。今読んだのは必然だった。
読了日:02月25日 著者:吉村 昭
https://bookmeter.com/books/11046973

■あきない世傳 金と銀(十) 合流篇 (ハルキ文庫 た)
又も一気読みしてしまいました。今も愛される着物の入門になっている浴衣。現代の若い人たちが嬉しそうに着ている姿がほほえましい。それをこういうお話にして楽しませてくれている。商運吾にあり!ですが、上手いこと行って!邪魔が入りませんようにと願うばかり・・・。今回はハラハラもほどほどでよかった。また続きが楽しみです。
読了日:02月22日 著者:高田郁
https://bookmeter.com/books/17239517

■大きな鳥にさらわれないよう (講談社文庫)
どちらかと言うと頭で読まずに感覚や感情で読むタイプの私。思考して整理しながら読まないと訳が分からなくなる。本を読んでいるのではなく映像を追いかけるように読み始めてからやっと進み始めた。いつも読んでいるグループの本とは違う。違うグループの本を読めたのはいい刺激にはなった。
読了日:02月18日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/14433483

■泣きたくなるような青空 (集英社文庫)
旅に行けないから、旅するように読む本。おわら風の盆はずっと行きたいと思っていて、そのうちに諦めたけれど、やはり行きたくなった。青春というものはこの「風の盆」のように、静かに近づき、そして静かに去ってゆくものかもしれない。こんな旅のエッセイが書きたい。台湾、ニューヨークもいい。
読了日:02月12日 著者:吉田 修一
https://bookmeter.com/books/17248473

■手袋を買いに
読書会の課題本、子育て時代の想い出が蘇った。読み聞かせたシーン。人間の子どもと子狐のどっちが先に眠るのかな?息子の悪ガキ時代のおバカな様子など。本というのは読むタイミングやその目的で違う顔を見せる。絵本が課題であったが、このタイミングで原作で読んでみた。今の自分にとってとても意味があった。作者の背景を考えたり、今という時代に何を伝えているかなど・・・。
読了日:02月11日 著者:新美 南吉
https://bookmeter.com/books/5602110

■書かない自分史 (ぴあMOOK)
自分史について多くのアイデアが次々と湧いてきた。」しかもそれは具体的に!内容が具体的でサンプルに満ち溢れていて、とても親切な本である。刺激がいっぱいだった。有難し!
読了日:02月11日 著者:倉林奈々子,野見山肇
https://bookmeter.com/books/11101687

■おもいで写眞 (幻冬舎文庫)
「事実と違っても、空が本人にとって本当で大切な想い出なら写真撮ってあげなよ」本人にとって大切なものが、想い出だったならそれでいいのではないか?記憶が記録になる。それでいいやん!自分史を書く人やアドバイザーには読んでほしい本です。
読了日:02月02日 著者:熊澤 尚人
https://bookmeter.com/books/16959093


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