日々を丁寧に暮らして

ゆーすげのセカンドライフ

恩寵のような日々を生きている。

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最近分かったことだ。
私は心肺に弱点を持っている。

父は59歳から心臓を病んで闘病後68歳でこの世を去った。

大好きだった叔父は
肺を病んで、青春時代を闘病に費やし
未来を絶望して、若くして自らを終わらせた。

10歳の時に
感染症にかかって、夏休み中、病院に隔離された。
そのあとは病抜けしたといわれるぐらいに
健康な日々に恵まれてきた。

だから
自分の中に不安があることは忘れていた。

実際に、幼いころは心肺が弱くて
就学できるのかと親は心配したらしい。

本人は自覚していたかどうか・・・
それを補うために
山岳会に所属して山に登っていたらしい。
鍛えることで弱点を補っていた。

有酸素運動は苦手だったが
やり続けることで得意になっていった。

これは母からもらったギフトだった。
母は大正生まれの女性にしては
先進的な学生時代を送った人だった。

日本の霊山、富士山、立山、白山を制覇していた。

子どものころから
よく山の話を聞かされた。

ご来光の雄大
どこにクロユリのお花畑があるかとか・・・

当然、子供たちはいつかは行きたいと憧れる。

妹も労山の遠征でマッターホルンモンブランまで登ったし
弟も大学でワンダーフォーゲル部に在籍して登山をした。

三人の子どもが登山を趣味とした。

そして、これまでを健康体で過ごすことができていた。

60代で仕事のピークを迎えて
いつも疲れていた。
どんどん山から遠ざかった。
普段から健康や体力維持を心掛けることもなくなった。

たちまち体重が増加した。
それが心肺や足腰に負荷をかけるので
ますます登山から遠ざかった。
もう、体重の増加は留まることはないスパイラル。

コロナで家に籠る日々。
この流れに拍車をかけるわけにはいかない。

歩くことを毎日のタスクに入れた。
階段にも恋をすることにした。

毎日、16時間の断食も課した。
おかげでおやつを美味しく感じることができるようになった。
間食を憎むあまりに、スイーツを味わえなくなった。
食べることに罪悪感を感じるからだ。

16時間以外の8時間で2食をいただく。
体や心が欲しい時はおやつもOKにした。
子どものように食べるのが楽しくなった。

習慣になるまでと瞑想会にも参加してる。
深い息をするようになった。
これは大きい!

ラジオ体操も1日3回を目指している。
ビフォーコロナよりよほど運動している。

ウォーキングに向かう道
初っ端から、短いけれど、急な坂がある。
ハアハアいいながら上がる。

気が付いたら息切れしていない・・・。

調子のいい時はいいことに気が付かない。
悪くなると、速攻でわかる!
勝手なものです。

再び、山を
ゆっくりでいいから歩ける体に戻るんだ!

恩寵のような人生
恩寵のような日々を生きている。